こんにちは。
今日は、日本のエステ事情とエステ機器の関係をお話ししますね。
整体などの基礎から学ばれた方々は、どのようなエステ機器でもすぐに使いこなせていますよね。
あなたも不思議に思ったことありませんか?
それを紐解くカギはエステ事情にあります。
エステの起源として知られる最古のものは、紀元前数千年前。
中近東や地中海東部でエステの施術が行われていたと記述が残っています。
そんな古くから存在していたとはビックリですよね。
絶世の美女として名高い『クレオパトラ』が受けていたヒーリングのマッサージがエステの原型ともいわれています。
日本はとうと、もともとエステというものが存在していませんでした。
明治初期、本場フランスで学んだ理髪店のオーナーが行なったのが始まりで人気となり、どんどん全国に広がっていったそうです。
なので、ヨーロッパ、アメリカのまねごとから始まり、その後、日本人の感性と相まって現在の日本流の美容業界が形成されてきています。
世界のエステと日本のエステの大きな違いは、肌質、肌色の違いです。
日本人は黄色人種なので、白人世界でつちかった化粧品や手法が合わないのは当然なのです。
つまり、日本人の肌や体質に合ったエステの方法がベストだといえます。
エステ機器も同じで使用法をアレンジして独自に進化しており、世界から見ても相当のレベルに達していると思われます。
しかし、残念ながら日本ではエステティシャンへの認定制度は、民間のみなので、限定的で偏っています。
もちろん、すべてのエステ店がそうではありませんが、一部のエステティシャンなどは明らかに勉強不足というか、資格を取るためにピンポイントでしか勉強しておらず、女性に美容アドバイスをするには至らない人が多いのも事実です。
身体の健康作りの3つの原則
『①正しい食事、②適度な運動(呼吸)、③正しい睡眠』
すら答えられない人もいます。
エステの支払金額は高額になりがちなので、消費者センターなどに毎年、エステに関する苦情が多数よせられるのはそのためかもしれません。
じつは一般の方は、『エステといえばマッサージ』という位置づけの方が多いようですが、ヨーロッパやアメリカでは、国家認定制度があり社会的な地位としても確立されているほどなんです。
解剖学を始め筋肉、骨格、生理学などの基礎的なことから始まり、医療的に近いところまで学ぶことが義務づけられています。
となると、環境的な整備がされていない、基礎知識や周辺知識を学ぶ機会が少ないのが日本のエステ業界の現状だと感じます。
優秀なエステティシャンがいる一方、学ぶ機会がないエステティシャンもいるので同等にみられてしまうのは本当にもったいないですよね。
ちなみに
整体などの基礎から
学ばれた方々は
どのような
エステ機器でも
すぐに使いこなします。
それは
解剖学を始め
筋肉、骨格、生理学
など身体の特性や特徴を基本からしっかり理解できているからだと思われます。
なので、お客様に対する提案やアドバイスも早くて的確です。
いかがでしょうか?
もともと日本にはエステというものがなかったのには驚きですよね。
日本のエステ業界も、医療に近いところまで学ぶ環境を整えるのにはまだまだ時間がかかりそうですが、基礎知識や周辺知識を学ぶ機会は、エステ業界を盛り上げていくためにもどんどん設けてほしいですね。
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今日からできること。
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『人の身体に触れて施術しているというのを意識して、初心に帰りましょう!』
それでは、次回もお楽しみに!!
原田雅文(ピウズ・プロショップ)
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